独身女のたわごと

40代生涯独身派遣社員

たまにはズル休みしたっていいじゃないか

会社を休みました。はい、ズル休みです。

仕事でとてもストレスが溜まり、さらにプライベートで腹の立つことがあって疲労困憊。家に帰ってきてからやろうと思っていたことの数々を放り投げ、布団に横になってスナック菓子をむさぼりながら「あ、明日休んじゃおっかな」と思ったのが昨日の夜。

不貞腐れるように20時半に寝て、5時に目覚めると空はどんよりと暗く、雨も降っている模様。やっぱりなんか仕事に行きたくない感じ。

「よし、今日は休もう」

と勝手に休みにしました。はい、ごめんなさい。


もちろん会社への連絡はしました。ズル休みはしても、無断欠勤するほど非常識ではありません。

弱々しい声で具合が悪い人を装って会社に電話すると、庶務の人が、「差し支えなければ、欠勤の理由を教えていただけますか」と聞いてきたので笑いそうになりました。

「差し支えなければ」って。差し支えのあるなしじゃなくて、欠勤理由は聞くべきところでしょ、そこ。逆に差し支えがある理由ってなんだよ。

欠勤理由は無難に頭痛にしておきました。吐き気もある、とか言おうと思いましたが、嘘の上塗りをするとあとでボロがでる。嘘をつく時は言葉少なにするのがよき。

会社にとっては頭痛であるかどうかではなく、「コロナに感染したのではないか」ということの方が心配な様子。平熱であることを伝えると安心した声で、「じゃあ、今日は欠勤ということで。お大事にしてください」と言われて終了。

これで今日一日の自由を確保。ああ、悪いやつ。

とはいえ、ズル休みしたくなる時、ありませんか?ありますよね?にんげんだもの

私は年に1回くらいあります。「ああ、今日行きたくないなあ」っていう時。たいてい、腹の立つことがあって怒りのエネルギーで心が消耗している時なのですが、もう、そういう時は本当に行きません。ズル休みを決行します。

本来、決められた勤務日に出勤しないなんて、社会人としてけしからん!なのですが、年を重ねてきて、たまにはこうして心身を休めるのもアリだと思うようになりました。無理も我慢もよくない。にんげんだもの

休みたいという心の声に蓋をして、不調のまま仕事に行ったところでいつものパフォーマンスは出ないことの方が多いし、イライラが溜まっているところに、新たなストレスが追加されて、不満爆発ということもなきにしもあらず。(何度も経験済)


30代半ばくらいまでは、多少具合が悪くても出勤するのがあたりまえ、ましてや、「なんか行きたくないなあ」程度の気分的な理由で休むなんてもってのほかだと思っていました。

ですが、だんだんわかってきたのですよ。

「無理してなんとか頑張れば行ける」を繰り返していると、疲れを回復させるのに時間がかかる。

だから、「ああもう限界。なにもかもやめてしまいたい」となる手前で休息する。心身が、「ちょっと今は無理っす」と言っているのであれば、思い切って休んだ方がリフレッシュできたりする。

一緒に働く人たちに迷惑をかけているのはわかっています。それは本当にごめんなさいなんだけど、長く働くための対処方法のひとつとして、「休む」という選択をしてもいいんじゃないかと思うのです。

頑張りすぎると息が切れてしまう。だから、細く長く。「いつも真面目に全力投球な私」じゃなくてもいいじゃないですか。

ただ、「常習犯でなければ」という前置きが必要ですが。


ズル休みって、だんだん慣れっこになってくるんですよね。回数を重ねると仮病を使った欠勤連絡にも慣れて、最初の罪悪感が薄れてくる。

いますでしょ?月に何回も欠勤する人。本当に腹が立ちますよね。「また休みやがった」って。

以前、派遣コーディネーターみたいな仕事をしていた時は、そういう派遣スタッフが多くて、人員を補填するのに本当に苦労しました。

休み癖がつくともう狼少年みたいなもので、職場で信用されなくなります。

なので、ズル休みはたまにです。本当に具合が悪くて休むこともあるだろうし。

日頃は真面目に粛々と仕事をして、「あ、これはまずいぞ」という心の声が聞こえたり、身体がだるかったりして調子が悪い時に切り札として使う。

それで充電して、また明日から元気に出勤できるならいいじゃないですか。


おかげで?今日は溜まった洗濯もできたし、昼まで身体を休ませて疲れも回復。午後からは市役所に提出しなければならない書類を作成して郵送、家の近くのカフェで今後(下半期)にやりたいこと、やらないといけないことの作戦会議ができました。

ま、こんなことは正規の休日にやりなさいよ、ふつーの人はそうしてるわよ、と怒りの声が聞こえてきそうですが、すみません、明日からまた頑張ります。


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