予告編を見て面白そうだったので、「シャイロックの子供たち」を観に行った。
ファーストデイで1,200円。高くなったよね、少し前だったらファーストデイは1,000円だったのに。
というのは置いておいて、感想ね、感想。
フツーに面白かったです、はい。
120分の長編とは思えないほど飽きずに観ることができた。
やっぱり、役者がいいね。
渡辺いっけいもよかったなあ。
そして何といっても主役の阿部サダヲ。
画面に映るだけでおもしろい。なんだあの存在感は。
上戸彩も可愛かったし、映画館に観に行く価値はあったと思うんだけど。
思うんだけどさ。
エンドロールで全て台無しになったよね。
エレカシの主題歌。
下手すぎてビビった。
最初誰の曲かわからなくて、「はあ?何この歌。誰歌ってんの?」って思ってたら、お客さんが数人席を立ったわ。
コトー診療所の時は誰も立ち上がらずに、みんな最後まで「銀の龍の背に乗って」を聴いてたのに。
私もエンドロールを最後まで観ずに劇場を出ようかと思ったけど、暗いし長いスカート履いてたから引っかかって転んだら困るから座ってた。歌は聴いていたくなかったんだけど。
そしたら、主題歌「エレファントカシマシ」って出たのよ。
え?と思って。うそだろって。
宮本さん、こんなに下手やったっけ?
ていうか、全然宮本さんの声だってわかんなかったんだけど。
エレカシだとわかってから聴けば、まあそうかなと思うけど、それにしても下手すぎん?
というがっかり感で、映画の感想もぶっ飛んだわ。
なんか、制作者も役者さんもかわいそう。
そういえば、途中、セリフが聴き取れないところが多々あり。
役者さんの滑舌が悪いのか、私の耳が悪くなってるのか。
たぶん、後者。