独身女のたわごと

40代生涯独身派遣社員

【ブログ運営】役に立つ記事じゃなくてもいいですか?

ブログ運営において、

「読者目線の役に立つ記事を書きましょう」

「一般人の "今日は○○を食べてきました"なんて、読者は興味ありません」

「誰かの悩みを解決できるのが良い記事です」

という戦略?が主流になっていますが、ぶっちゃけ、それ、楽しいですか?

ブログで稼ぎたいなら読者の役に立つことが重要なのはわかるけれど...

ブログで稼ぎたいですよね。私も稼ぎたいです。月30万円稼ぎたいです(リアルw)。

『ブログ 稼ぐ』で検索すると、ノウハウが山ほど出てきますが、必ずと言っていいほど 「読者目線の役に立つ記事を書きましょう」 と書かれています。

特に、アフィリエイトブログの稼ぎ方では、よく言われています。

『私』ではなく『あなた』が主語になるブログですよね。

わかる。わかります。

「この記事、ためになるわ~」、「この人、ためになること言ってるわ~」と思ってもらえたら、その記事やブログに貼ってある、商品リンクや広告バナーをポチっと押して購入してもらえる。そうすれば、チャリンとお金が入る。

その理屈はわかる。

でもさ、その、「買ってもらうために書く」という行為は、楽しいですかね?

いや、楽しいんですよね。そのように、ノウハウをだしている人は。

実際、それを実践して収益を得た人はたくさんいるわけで、だからそれが、ブログで稼ぐためのノウハウとして主流になっているのだから。

でも、そうじゃない人もいると思うんだよなあ。

書くことが楽しい、書くことで自分を表現できる、自分の頭の中を整理できる

という、『自分』が主軸になっているブログを書きたい人が。

何が役に立つか・おもしろいかは読んだ人次第

ぶっちゃけ、何が役に立つかは、読んだ人次第です。

こちらが、「これは、役に立つだろう!」と思って書いても、アクセス数が少ないとか『いいね!』が少ないということもあるし、逆に、「もうネタ切れ!時間もないし思いついたことを書いちゃえ」とサクッと書いた記事が当たることもあります。

しかも、「この部分がおもしろかった!」というポイントが、書き手の予想を超える時もある。

読んだ方から、「○○というところに、笑っちゃいました*1」というコメントをもらって、「え?そこ?」と驚くこともしばしば。

何が当たるかはわからないんです。

『戦略』ということでいえば、"何が当たるかを予想して書く"のがベストなのかもしれません。詳しくないのでよくわかりませんが。

でも、何が読み手の心に響くかは、相手にしかわからない。

今は、全く注目されない話題でも、時代が変われば脚光を浴びることもあるかもしれないですよね。

書き手が楽しくなければ意味がない

みなさんは、どうしてブログを書いてるんでしょうか?楽しいからではないですか?

読者のターゲットを絞って、ウケそうな話題を探して、Googleで検索上位になるようにキーワードを選択して...って、そういうの、楽しい?

楽しい人はいいと思う。全然OK。

でも、そうじゃなければ、無理しなくていいんじゃないかなあ?と個人的には思います。

嫌な会社を辞めたくて、ブログで稼げるようになりたくて書いてるけど、そのブログを運営することが苦痛なんだったら、本末転倒じゃない?

楽しくなければ意味ないしょ。

本当は、そういうノウハウを素直に受け入れることができる人が、『稼ぐブログ』をかけるんだと思う。

私みたいに、「でも、でも」って言っている人は伸びないって、ブログのコンサルを受けたら言われそうです。

どこから何につながるかはわからない

誰かの役に立つ記事を書けば、アフィリエイトGoogleアドセンスなどで収益を得られる、という一つのノウハウもあるけど、そうじゃない道もありますよね。

ブログでアフィリエイトはしていなかったけれど、ブログを読んだ出版社から声がかかり本を出すことになった、ブログをまとめてKindle本を出版したとか、同じ趣味の読者と繋がってオンラインサロンを運営しているとか。

アフィリエイトで収入を得ることができなくても、Kindle本出版や自分ビジネスで稼ぐことができるようになるかもしれません。

どこで何につながるかはわからないんです。

好きなことを好きな時に書けばいい

なので、好きなことを好きな時に書いたらいいというのが結論です。

自分の意に沿わないことを無理にやる必要はない。

そもそも『ブログ』って、個人の日記から始まり、自分の考えを手軽に伝えられるようになったことから広がってきたんですよね。

継続して更新される日記形式ウェブサイトホームページ)の総称

1990年代後半から個人の日記を公開するウェブサイトが増え始め、そうしたウェブログ作成の支援サイト、専用ツールが登場したこともあってブログが続々と開設され、ウェブサイトの一形態として一般化した。ブログが広まった背景には、インターネットの普及により、多くの人々に対しマスメディアを通さずに、個人の意見や専門的な知識を伝えることができるようになったことがある。

出典:コトバンク

それがいつからか、「稼ぐツール」に変わってしまった。

『雑記ブログでは稼げない』とかさ。いいじゃん、雑記でも日記でも。

最近のブログは、『お役に立ちます、私のブログ』というテンプレみたいなのが多くて、ちょっと飽き飽きしています。

まあ、私も何か調べものしていて、検索の上位に出てくるから開くので、結局そういうブログが稼げるんでしょうね。

ただ、そういう『お役立ちブログ』は飽和していると思うので、個人が本音で書きたいことを書いているブログが主流になってくる時代が来ればいいなと思っています。

自分が書いたことが、誰か一人にでも読まれているってすごいことじゃないですか?

商品が売れなくても、自分の経験や思いが誰かに届けば、それは『役に立った』ということになります。

だから、好きなことを書いてOK。

私はそう思っています。

*1:´∀`